1/fリズムがあれば花丸!睡眠導入におすすめのクラシックを紹介

寝付けない原因と対策

睡眠導入音楽と言って、眠る前に効くと心身をリラックスさせる効果を持つ音楽がありますよね。クラシック音楽は、睡眠導入音楽の中でも特にポピュラーで効果の高いものです。

クラシック音楽は世間的に知っている人が多いですから、他の睡眠導入音楽と比べてCDや音源を探しやすく、手軽だというメリットもあります。

一体どんなクラシック音楽が睡眠導入に適しているのかをチェックしていきましょう。

クラシック音楽が眠れるのは何故?クラシックの効果やメカニズム

そもそもどうしてクラシック音楽が睡眠に良いとされているのかは知っていますか?様々ある音楽の中には、睡眠に適した曲とそうでない曲のどちらもがあります。クラシックに分類される曲のほとんどには、睡眠に適した要素が見られています。

音楽は聴覚から脳にまで伝わり、脳波に影響を与えるものです。人はいつも脳波を発生させていて、日中活動しているときには「ベータ波」を、リラックスしているときにはアルファ派」を発しています。

クラシック音楽には、脳波をアルファ派へと切り替える作用があるのです。そのため心身をリラックスさせて、睡眠に入りやすいように整える効果が期待できるのです。

クラシック音楽の中でも、特に自然音に近い「1/fゆらぎ」を取り入れている曲だと、睡眠導入の効果が高まります。水の流れる音や風のそよぐ音に似たフレーズのある曲は、神経を落ち着けて穏やかな入眠を促してくれますよ。

安眠の王道!リラックス効果の高いモーツァルトのクラシック曲

前述でもご紹介した「1/fゆらぎ」を持っているクラシック音楽が、睡眠導入に最適です。ポピュラーなのはモーツァルトの曲ですね。

モーツァルトの作曲したクラシック音楽には、1/fゆらぎがたくさん組み込まれています。そのため副交感神経を優位にさせて、心身をリラックスさせる効果が非常に高いのです。

また、モーツァルトの曲には、高音域の周波数を持っていることが多く見られます。高音域は脳への刺激が強いため、より音楽の影響を強く与えてくれます。

  • モーツァルトの子守歌
  • フルートとハープのための協奏曲 ハ長調299 第2楽章
  • ピアノ協奏曲第21番 ハ長調467 第2楽章
  • アイネ・クライネ・ナハトムジーク ト長調525 第2楽章
  • ヴァイオリン協奏曲第4番218 第3楽章

モーツァルトの音楽には、入眠効果の他にも自律神経を整えたり、ストレスを解消したり疲労を回復したりといった効果も見られます。

睡眠導入を兼ねて、1日の終わりに心身を癒す目的でモーツァルトの曲を聴いてみましょう。CDが1枚あれば十分ですよ。

モーツァルト以外にも。心地良い眠りを引き出すクラシック曲を紹介

もちろんモーツァルトの曲以外にも、睡眠導入に適したクラシック音楽はたくさんあります。高周波なものや1/fゆらぎを意識したものを探せば、睡眠導入音楽として十分な活躍をしてくれますよ。

  • バッハ:G線上のアリア
  • バッハ:ゴールドベルグ変奏曲
  • メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
  • ラベル:亡き王女のパヴァーヌ
  • ショパン:雨だれ
  • ショパン:ノクターン
  • パッヘルベル:カノン

睡眠導入音楽として探せば、いろんな作曲者の曲が入ったクラシックCDが見つります。作曲者別に探せば、気に入った作曲者の曲のみで構成されたクラシックCDが見つかりますよ。

まずは睡眠導入として挙げた曲を複数聴いてみて、好きな曲調の作曲者がいれば特定の作曲者に絞ったCDを探すと良いですね。眠れるクラシックは多数ありますが、本人が聴いていて癒される曲調が一番です。

クラシック音楽にも色々。眠れるクラシックの選び方と聴き方のコツは?

もちろんクラシック音楽にも色々あります。眠気を呼ぶ曲も妨げる曲もありますから、「クラシック」と明記されている音楽をやみくもに聴いていては、かえって逆効果になることもあるのです。

睡眠導入用のクラシック音楽を探すときには、次のポイントに注目して曲を選んでいきましょう。

1/fリズムに注目。穏やかなメロディで自然な音に近い曲を選ぼう

モーツァルトの曲に多く組み込まれているとご紹介した「1/fゆらぎ」。これは自然音に近いリズムを持つゆらぎのことです。

世界中には、音波を始め光波や周波など…あらゆるゆらぎが存在しています。1/fゆらぎもその中の1つで、規則的なリズムと不規則的なリズムが組み合わさった複雑なもののことを言います。

1/fゆらぎは自然の中にたくさん存在しています。例えば水の流れる音や雨音、風の音、小鳥のさえずりなどがそうです。これらの音を聴いていると神経が落ち着いていき、心身をリラックスさせる効果が見られるのです。

例えばモーツァルトの「ヴァイオリン協奏曲第4番 K.218第3楽章」には、小川の流れる音と近い音波が含まれています。このように、1/fゆらぎが含まれている曲はリラックス効果が高いと言えますね。

クラシック音楽を選ぶときは、聴いていて自然の音に近いと感じられるか、メロディにも注意してみましょう。

管楽器や弦楽器、ピアノなどの鍵盤楽器で演奏されたものがおすすめ

クラシック音楽を聴くときは、曲の演奏に使われている楽器にも注目してみましょう。おすすめなのは次の楽器です。

  • 管楽器(フルート、クラリネット、オーボエ、トランペットなど…)
  • 弦楽器(ヴァイオリン、チェロ、ハープなど…)
  • 鍵盤楽器(ピアノ、チェンバロ、オルガンなど…)

ドラムやティンパニなどの打楽器はあまりおすすめできません。

睡眠導入の音楽に求められるのは、曲調の穏やかさです。あまり荘厳で激しい曲調になってしまうと、逆に意識が興奮して眠れなくなってしまいます。

おすすめなのは、ピアノやフルート、ハープですね。特にピアノで演奏された曲は全体的に落ち着きがあり、リラックス効果も高いです。有名な曲のピアノアレンジも多いですから、音源を探しやすいというメリットもありますよ。

同じクラシック曲でも、演奏する楽器次第では全然違うものになります。オーケストラ調の壮大な曲は、普段聴く分には良いですが眠る前に聴くのは控えましょう。

まとめ

クラシック音楽には、睡眠導入に向いた曲がたくさんあります。ですがもちろん、クラシックなら何でも良いというわけではありません。

睡眠導入にクラシック音楽を利用するなら、曲選びが大切なポイントになります。かっこ良い曲は魅力的ですが、聴いていて神経が興奮するのなら寝る前には不向きです。逆に魅力的には思えない曲でも、穏やかな曲調であれば神経が落ち着き、よく眠れるようになります。

眠る前のクラシック音楽は、「好きor嫌い」で選ぶよりも「落ち着くかor興奮するか」に焦点を当てて選んでみてくださいね。

またクラシックを聴きながら寝落ちをしても構いませんが、その場合はイヤホンではなくてスピーカーを使うようにしましょう。スピーカーなら寝る時間を逆算してスリープ機能を使えますし、寝ている間にコードが身体に絡まる心配もなくなりますよ。