睡眠不足が高血圧を引き起こす!5時間以下しか眠れない人は要注意!

眠れない原因と不眠対策(眠りの知識)

日頃の食生活が乱れていたり、運動不足だったりすることで高血圧が起きる、というのは有名な話。ですが実は睡眠不足でも高血圧が起きることがある、というのはご存知でしたか?

一見関係のないように思えますが、高血圧or低血圧の原因が睡眠にあると気づけないでいると、血圧による体調不良を起こすリスクが高まります。どうして睡眠不足で高血圧が起きるのか、また血圧と睡眠にはどんな関係性があるのかについて見ていきましょう。

血圧が高いと眠れない。高血圧と不眠ってどんな関係があるの?

睡眠時間の長い人よりも短い人の方が、日中の血圧が高いという統計データがあります。そのため睡眠不足気味だと高血圧を引き起こし、あらゆる病気を招く可能性が高まります。

また、血圧が高い状態が続くと、夜に眠れなくなってしまうというデータもあります。つまり血圧が高い人は睡眠不足に陥りやすく、睡眠不足に陥ると高血圧になりやすいということ。そんな血圧と睡眠のメカニズムを詳しく解説していきます。

ストレスは高血圧を引き起こし、不眠を招いてしまう

ストレスを抱えていると高血圧を引き起こしやすい、というのは知っていますか?身体的・精神的なストレスがあると、自律神経が乱れるため興奮状態に陥ります。自律神経は心拍数に影響を及ぼし、呼吸の深さや体温調節をしている存在。そんな自律神経が乱れてしまうことで、心臓から送り出される血液の量が増え、血圧が高まってしまうのです。

当然ですがストレスがあるとなかなか眠れません。加えて血圧が高まってしまうと、自律神経のうち「人を活発にさせる」作用のある交感神経が優位になってしまいます。夜になっても神経が興奮してリラックスできなくなり、不眠を招いてしまうのです。

何かストレスを抱えている人は、ストレスだけではなくて高血圧によって不眠が起きている可能性も視野に入れてみましょう。

睡眠不足は高血圧のきっかけ。病気にかかりやすくなってしまう

どうして睡眠不足の人は高血圧になってしまうのでしょうか?それは、人の身体の血圧のリズムが関係しています。通常だと、血圧は日中に活動しているときが一番高い状態です。そして眠りにつくときはゆっくりと身体を休めるため、ゆっくりと血圧が下がっていきます。このとき、睡眠の質が高ければ高いほど血圧は下がります。

もしも睡眠時間が短いと、血圧が下がる間もなく起床を迎えることになります。そのため夜通しずっと血圧が高いままで過ごし、朝を迎えてからも高血圧をキープし続けることになるというわけです。

また、睡眠時間を確保していたとしても、睡眠の質が低ければ血圧は高いままです。高血圧は血管や心臓に負担をかけ、心筋梗塞や脳梗塞といったあらゆる病気のリスクを高めます。高血圧と言えば食生活が気にされがちですが、睡眠のことにも注目してみてください。

低血圧と睡眠の関係。血圧が低いとなかなか起きられない

睡眠不足や不眠が血圧と関係しているように、寝起きの良し悪しも血圧と深い関わりがあります。寝起きの悪い人をよく「低血圧」と呼びますが、これはあながち間違いではありません。前述の通り、人は起きて活動しているときは血圧が高く、眠っているときは血圧が低くなる傾向が見られます。

睡眠状態から目を覚ましたとき、人は血圧が低い状態なのです。ここから急に起き上がろうとすると、血圧がうまく上がらないため脳が貧血状態に陥り、上手く寝起きを迎えられないというわけです。

実際に寝起きの悪い人は、起きてすぐに血圧を測ってみると低血圧であることが分かります。血圧のせいで上手く起きられないという人は、伸びをしたり白湯を飲んで血流を促したりして、血圧を徐々に上げていくのがおすすめです。

ストレスケアや仮眠など…高血圧を防ぐのが良質な睡眠のカギ

血圧の高さは不眠を招き、不眠は高血圧を招く…一旦高血圧になると、睡眠にまつわる負のループに陥ってしまいます。これを防ぐには、日頃から高血圧を防ぐことがポイントになります。

もしストレスによる高血圧で眠れないなら、寝る前にストレスケアをして血圧を下げましょう。日記をつけて気持ちを整理したり、趣味の時間を設けるなどして、ストレス発散に力を入れてみてください。

睡眠不足で高血圧に陥っている人は、仮眠を取って血圧を下げる方法を試してみましょう。ほんの少しでも睡眠をとれれば血圧が下がります。昼食後の眠気を借りて昼寝をするなどして、睡眠不足による高血圧を上手くかわしていきましょう。

もちろん高血圧には食生活も関係していますから、調味料の多く塩分の高い料理は避けるようにしてくださいね。

まとめ

高血圧は不眠や睡眠不足と関係していて、低血圧は寝起きに関係しています。このことから、血圧と睡眠には切っても切れない関係性があると分かりますね。良質で健康的な睡眠をとるには、適切な血圧を保つことが必要不可欠です。食生活では塩分を摂りすぎないようにし、必要な時にストレス発散をしながら適切な血圧を保ちましょう。

血圧に気を付けていれば睡眠不足に陥ることもなくなり、健康的な身体になっていきます。睡眠と血圧の関係を知らなかったという人は、まずは血圧を測って記録することから始めていきましょう。血圧から自分の睡眠の質を推測することができますよ。

血圧と睡眠の2つに注目することが、健康を維持していくためのカギになりますね。