亜鉛不足は睡眠の天敵!最低限の摂取目安を守って不眠にオサラバ!

眠りが浅い原因と対策(眠りの質)

食生活やライフスタイルが変化してきた近年では、亜鉛不足が深刻化しています。亜鉛は成人の体内に2g程度存在している必須ミネラルのことで、健康な身体を保つために欠かせない存在です。

亜鉛が不足すると味覚障害などのトラブルが起きますが、実は不眠にも繋がる恐ろしい事態が待っているのです。寝つきの悪さに悩んでいる人は、もしかしたら亜鉛不足が原因かもしれませんね。

この記事では、亜鉛が不眠にかかわるメカニズムについて見ていきます。亜鉛の摂取方法も合わせてご紹介していきますから、しっかり亜鉛不足を解消していきましょう。

亜鉛不足が急増中!亜鉛が足りないと睡眠が浅くなる?

亜鉛は体内で自ら生成されることはないため、普段の食事からしか摂取できません。ですが現代人の食生活には、ファストフードや出来合いの食事ばかりが増えています。そのため必要な分の亜鉛が摂取できていないのです。

亜鉛が不足してしまうと、様々な体調不良が起きます。寝つきの悪さや不眠もその中の一つ。亜鉛不足と不眠の繋がりについてチェックしていきましょう。

亜鉛は疲労回復に不可欠。不足すると寝ても疲労が取れない

数多い亜鉛の役割の一つが、免疫力を維持して高めることです。十分な亜鉛の量があると、傷ついた細胞を修復したり、細胞の免疫力を高めたりといった効果が得られます。ところが亜鉛が不足すると免疫力が下がるため、身体が疲れやすくなってしまうのです。

1日のうちに溜め込んだ疲労は、睡眠をとることで回復していきます。亜鉛が不足していると睡眠中に上手く疲労を回復できないため、身体が疲れたままです。そのため睡眠の質が下がってしまい、寝付いた後で夜中に目を覚ましたり、朝まで眠れたとしても身体から疲労が取れなくなってしまいます。睡眠の質が下がると、そのうち寝付くことすら難しくなってしまいます。睡眠の質は人の持つ免疫力に深く関わっているため、亜鉛が不足すると身体に大きな悪影響を与えてしまうのです。

亜鉛不足でうつになることも。自律神経の乱れで眠れなくなる

感情や理性、記憶力、集中力など…これらはすべて神経伝達物質の働きによってコントロールされています。つまり神経伝達物質が上手く作られないと、感情が乱れてうつ状態になるリスクが高まるということを意味します。

亜鉛は神経伝達物質を生成するのに欠かせない成分です。そのため亜鉛が不足すると情緒不安定になったり、うつ状態になったりしやすくなるのです。うつ状態になると自律神経のバランスが乱れます。自律神経とは、人を日中の活動モードと睡眠中のリラックスモードに切り替える働きを持っている神経のことです。これが乱れてしまえば、夜になっても神経の興奮状態が続いてしまうため、上手く寝付けなくなってしまうのです。亜鉛不足は身体だけではなく、心にも悪影響を及ぼしてしまうと覚えておいてくださいね。

亜鉛は毎日10mgを目安に摂取しよう!おすすめ食材はコレ!

亜鉛不足を解消するには、食生活から亜鉛を摂り入れるのが一番効果的です。食生活の乱れを解消することにもなりますから、より健康な身体を維持できますね。

亜鉛が多く含まれている食材は

・牡蠣やするめ、うなぎなどの魚介類

・豚レバーや牛ひき肉、ビーフジャーキーなどの肉類

・牛乳やチーズなどの乳製品

です。他にも卵黄や落花生からでも亜鉛を摂取できますよ。中でも牡蠣に含まれている亜鉛の量は、100gあたりに約14.5mgと多めです。1日に摂取すべき亜鉛の量は、成人で約10mg。食事を作るときには、栄養成分とにらめっこしながら、亜鉛を摂取できる食材を積極的に使ってみてくださいね。

逆に、日頃からファストフードやお惣菜ばかりを食べていると、なかなか亜鉛は摂取できません。毎日でなくても構わないので、2日に1回は自炊で栄養にも気を付けてみましょう。

サプリメントはどう?選び方の注意点とおすすめの飲み方

食生活に気を使う余裕がない、面倒くさい…という人は、亜鉛をサプリメントから摂取する方法もあります。サプリメントなら、1日1粒からでも毎日必要な分の亜鉛を補うことができますよ。もちろん製品によって1粒のサプリに含まれる亜鉛の量は違いますから、自分の食生活に合わせてサプリを選んでみてください。

もしサプリと食事内容とで亜鉛を重複して摂取してしまうと、今度は亜鉛の過剰摂取で体調を悪くしてしまうため要注意です。ちなみに亜鉛を過剰摂取すると、鉄や銅の吸収を阻害してしまう可能性があります。サプリから亜鉛を摂取するときは、必ず用法用量を守って指示通りにサプリを飲みましょう。

また、亜鉛はビタミンCを一緒に摂取していると吸収が早くなります。亜鉛と一緒にビタミンCのサプリを飲むのも良いですね。

まとめ

忙しさに追われるあまり、食生活にも影響が出て亜鉛不足に陥る現代人は続出しています。また、無理な食事制限ダイエットで亜鉛不足に陥る人も少なくありません。亜鉛が不足してしまうと、寝つきの悪さや味覚障害など数多くのトラブルに見舞われてしまいます。他にも骨が弱くなったり髪の毛や爪がボロボロになったりして、見た目にコンプレックスを抱えることにもなりかねません。

悪影響の幅が広いのも怖いですが、症状は深刻なのに原因が亜鉛だと気づけない…というのが、亜鉛不足の怖いところでもあります。現に寝つきの悪い人は、精神的なストレスにばかり注目してしまい、亜鉛不足の可能性を見落としがちです。もし亜鉛不足に心当たりのある人は、食材を選んだりサプリメントを使うなどして、早めに亜鉛不足を解消してしまいましょう。