睡眠の取り方で寿命が変わる?忙しいあなたに知って欲しい睡眠の重要性

眠れない原因と不眠対策(眠りの知識)

あなたは一日にどれくらいの睡眠をとっていますか?「寝不足は体に良くない」「睡眠不足はお肌の敵」というのはよく聞く言葉ですが、これは本当のこと。頭痛、吐き気、目まい、集中力の低下といったトラブルが起きやすくなり、寝ている間に分泌される成長ホルモンが減って体力の回復やお肌の修復もできなくなります。またそれだけではなく、睡眠の短さは“寿命”にも大きく関係してくるのです。ここではそんな睡眠と寿命の関係や、不眠の原因、対策をお伝えしていきます!

寝る時間が短いと死亡率が高まる!?睡眠と寿命の関係

睡眠と寿命の関係については長年の研究で深いかかわりがあることが分かっています。睡眠時間が4時間30分未満の人は、7時間睡眠の人と比べると男性で1.62倍、女性で1.6倍も死亡率が高いという結果が出ているのです。

睡眠時間が寿命に影響を与えるメカニズムはまだはっきりと解明されていないようですが、短い睡眠時間が死亡のリスクを上げてしまうことは確かなようです。ちなみに、長すぎる睡眠時間も寿命に影響を与えることが分かっています。睡眠時間が9時間30分以上の人は、7時間睡眠の人と比べると男性で1.73倍、女性で1.92倍と、睡眠不足の人とほとんど変わらない死亡率の高さ。不眠を治すために睡眠薬などで無理やり長時間寝るのも避けた方がよさそうですね。

「寝つきが悪い」「途中で起きる」ぐっすり眠れない原因とは

“不眠症”にはいろいろな種類があるのをご存知ですか?なかなか寝付けない“入眠障害”、眠りが浅く途中で何度も起きてしまう“中途覚醒”、早朝に目が覚めてしまう“早朝覚醒”などがあります。

寝つきが悪いのは、眠りを促すホルモン“メラトニン”の分泌が妨げられてしまっているのが主な原因です。ストレスや寝る前のパソコン・携帯チェック、昼近くまで寝ている…などの要因はメラトニンの分泌を妨げてしまいます。

途中で何度も起きる、早朝に目が覚めるなどの原因は、睡眠の質が悪く、眠りが浅くなってしまうことにあります。寝る前のイライラやストレスが脳を覚醒させてしまったり、不規則な生活が睡眠のリズムを乱してしまっている可能性があります。

普段の生活の中でできる効果的な不眠対策は?

不眠改善のポイントとなるのが“メラトニンの分泌を促すこと”と“眠りの質を高めること”。この2つを意識することで、自然と質のいい眠りにつきやすくなります。難しそうに思えますが、普段の生活の中でできる対策は意外と多いんですよ。「睡眠不足が続いている」「不眠症の症状がある」という人は、早速生活の中に不眠対策を取り入れてみましょう!

メラトニンの分泌を促して眠りにつきやすい状態に

眠りを促すホルモン“メラトニン”は、体内時計によって夜に多く分泌される仕組みになっています。朝起きるのが遅ければ体内時計が狂い、その分メラトニンが分泌されるのも遅くなります。眠くても朝きちんと起きることが大切です。ストレス対策も重要!ストレスはメラトニンに変化するホルモン“セロトニン”を減らし、寝つきを悪くします。適度な運動は気分転換になりますし、セロトニンを増やしてくれるのでおすすめです。寝る前のブルーライトにも注意。目から入った光が脳を覚醒させ、寝つきを悪くしてしまいます。就寝前にパソコンや携帯を見るのは控えましょう。

ストレスケア&体のリズムを整えて眠りの質を高める

浅い眠りを改善する場合も、ストレス対策は重要です。イライラ、不安、緊張などは脳を覚醒させてしまい、それが中途覚醒や早朝覚醒といった不眠症に繋がります。ストレスを根本的に解決することや、なるべくポジティブを心がけることが大切です。また間接照明を使う、好きな香りを楽しむ、ゆっくりとしたBGMをかける、寝心地のいい寝具に変えるなど、寝る前にリラックスできる環境を整えましょう。朝に起きる、決まった時間に食事をするなど、規則正しい生活で体内時計のリズムを整えることも大切です。

長生きの秘訣は質のいい睡眠!不眠対策を取り入れよう

睡眠の時間と寿命には関係があることが研究で明らかにされています。短い睡眠は翌日の体調やお肌に影響するだけではなく、死亡のリスクを上げることにも繋がります。

「寝つきが悪い」「途中で起きてしまい、寝不足になりやすい」そんな人は生活の中に不眠対策を取り入れてみましょう。リラックスできる環境をつくる、夜遅くのメールチェックは控えるなど寝る前の対策はもちろん、昼間の生活リズムを整えることも質のいい睡眠には必須です。

ストレスをなるべくためないようにすることの他、起床する時間、食事の時間、運動量などにも意識を向けてみましょう。睡眠薬などで無理やりに寝るのではなく、自然と眠りにつき朝にすっきり目が覚める体質に改善していくことが大切です。