夜中に何度も目覚めて毎朝苦しい人必見!中途覚醒の原因と対策方法

夜中に目が覚める原因と対策(中途覚醒)

夜中に何度も目が覚めて、朝起きたときに疲れが残っているという経験をしたことが一度や二度ありませんか。このように、何度も目覚め、その後再び眠りにつくのが大変になることを「中途覚醒」といいます。

中途覚醒は、睡眠時間が途切れることで不快になるだけでなく、起床後の倦怠感や日中の眠気につながるため、誰にとっても避けたい嫌なもの。

ここでは、中途覚醒がなぜ起こるのか、その対策として何ができるのかを紹介していきます。

夜中に何度も目が覚めて苦しい!中途覚醒はなぜ起こるのか?

せっかくの睡眠時間を台なしにしてしまう中途覚醒。その原因は多くの人が気になるところでしょう。

また、毎日のように中途覚醒が続く人にとっては、起床後の倦怠感や日中の眠気の原因になっているだけでなく、「自分は何か病気なのではないか」と不安を感じる種になっているかもしれません。

そこで、ここからは中途覚醒を発生させる病気や病気以外で中途覚醒の原因になるものを紹介します。

自分にとって、何か思い当たるものがないかぜひ確認してください。

中途覚醒が発生する背景には病気や特定の症状がある可能性も

夜中に何度も目が覚めてしまう。これに対して、多くの人は「それくらい何ともない」「誰にでもある」と考えがち。

しかし、中途覚醒は不眠症の症状の一つとしてあげられるほど安易に考えてはいけない症状であり、治療すべきものです。

不眠症かどうか判断する目安としては、中途覚醒を含んだ睡眠にまつわる問題が1ヶ月以上続くことがあげられています。もしこのような状態が1ヶ月以上続いているのであれば、早めに病院にいって診断を受けるべきでしょう。

なぜこのような症状が発生するのかについては諸説ありますが、主立ったものとしてストレスやうつ病、高血圧、睡眠時無呼吸症候群など心身の病気などがいわれています。

そのため、場合によっては、中途覚醒の症状がうつ病などにかかっているサインとして出ていることもあるため、決して侮ってはいけません。

病気や特定の症状だけが原因で中途覚醒が起こるわけではない

中途覚醒の原因は不眠症やうつ病といった病気だけではありません。たとえば、昼と夜にまたがって組まれたシフトで働く人が、その不規則な生活のために睡眠リズムを狂わせた結果発症しているケースもあります。あるいは、加齢によって体内時計が変化したために睡眠のリズムが変わり、それによって中途覚醒が起きているケースも多いです。

その他、生活習慣の乱れが原因で中途覚醒が頻発することもあります。例としては、運動不足やカフェインの多く含まれた飲料の過剰摂取。寝る前のアルコールも中途覚醒の原因になります。カフェインやアルコールは利尿作用も高く、尿意をもよおすことで、夜中に何度も目覚めてしまうということが多くなるので、とくに注意が必要です。

こんな人は要注意!中途覚醒を起こしやすい人には特徴がある?

先述した中途覚醒の原因を踏まえると、ある事実が浮き上がることにお気付きでしょうか。それは、中途覚醒を引き起こしやすい人には特徴があるということ。分かりやすい例としては、運動不足の人や飲酒量の多い人があげられます。

また、先ほど伝えた通り、中途覚醒は加齢によって起こりやすくなるため、高齢者は比較的中途覚醒を起こしやすいといえるでしょう。中途覚醒のみを対象としているものではありませんが、厚生労働省が「健康づくりのための睡眠指針2014」というもので、高齢者に向けて日中に長い時間眠るような習慣をつけないように提案しています。その理由は、日中に多くの時間眠ることで睡眠が浅くなり、夜中に目覚めやすくなるためであり、高齢者にその傾向が多く見られるからです。

朝までぐっすり眠りたい人必見!中途覚醒を防ぐための対策方法は?

では、中途覚醒を防ぐためにはどうすれば良いでしょうか。ここまで読んできたあなたは、中途覚醒が起こる原因を知り、自分が中途覚醒を起こしやすいタイプになっていないか、中途覚醒を発症しやすい生活をしていないかを確認することができているはずです。その上で、日々の睡眠をより健全かつ豊かにするために、中途覚醒を予防するための方法を知りたいと考え始めていることでしょう。そこで、ここからは中途覚醒を防ぐための方法を紹介していきます。ぜひ参考にしてください。

中途覚醒を防ぐために簡単にできるのは心と体のメンテナンス

睡眠にまつわる問題症状の多くは、ストレスや不健康な生活が発端となることで発症しています。たとえば、うつ病が原因で発生する睡眠障害も、元を正せばうつ病になるほどのストレスを抱え込んだことが発端です。また、睡眠時無呼吸症候群は、生まれもっての身体的特性による場合もありますが、多くの場合は肥満などが原因となって起こっています。そのため、日々のストレス管理や肥満防止のための運動は、睡眠障害の一つの症状である中途覚醒を防止する上で、とても好ましい対策方法といえるでしょう。

おすすめの方法は、入浴。入浴はリラックス効果があるため、比較的簡単にできるストレス発散方法として知られており、その上温熱効果によって体の血流を良くして、睡眠の状態を改善する効果もあります。

また、代謝を活発にすることから、肥満防止にも貢献します。もちろん、運動をするに越したことはありませんが、時間がない場合は入浴をしっかりと行うだけでも、健康的な体作りに一役買うといえるでしょう。

あまりに辛い中途覚醒は薬や医療機関を利用した方が良い可能性も

中途覚醒は、夜何度も目覚めるだけであることから、軽く考えられがち。しかし、起床後の倦怠感や日中の眠気など、明らかに生活に支障をもたらす、侮れない症状です。前項で伝えた方法で改善すれば良いですが、もしも全く改善されず、長い期間にわたって毎日の睡眠を阻害するようならば、一度医療機関を受診して専門医に相談してみるのが良いでしょう。

もちろん、市販のサプリメントなどで改善されるケースもあります。とはいえ、中にはそのような市販品を利用するのは気が引けるという人もいるはずですので、そういった人は一度医療機関で医師からアドバイスをもらうのが一番といえるでしょう。不安を抱え続けることもストレスであり、それが原因で中途覚醒が悪化する場合もないわけでありません。一人で悩み、苦しみ続けるくらいならば、一度時間をとって医師の診察をうけるのが最も手軽で簡単な予防策になることでしょう。

まとめ

中途覚醒は、睡眠障害などの病気が原因で起こっている可能性がゼロといえません。しかし、多くの場合はストレスや運動不足、不規則な生活など日頃の生活習慣の悪化によって、睡眠リズムが乱れたために発生しています。そのため、食生活を正したり、適度に運動したりすることで、乱れた生活習慣を改善していけば、中途覚醒の症状は和らげることができることでしょう。しかし、中途覚醒が病気によって発症している場合はその限りではありません。もしも中途覚醒が1ヶ月以上続くようならば、夜に目覚めるだけだと軽く考えず、一度精神科など専門の医療機関を受診した方が良いでしょう。睡眠時間は日々の活動の動力源となる大切な時間ですので、不調があれば迷わず専門家に相談するという考え方が重要です。